本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

Lesson7.声優初心者が実施すべき資料請求とその効果的なやり方!

声優学校の正しい選び方

声優学校分類ごとのメリットやデメリット、また選ぶ際のポイントを紹介しましたので、ある程度自分の行きたい学校がイメージできたかと思います。


後は、あなたが行きたいと思った学校の詳細を調べ、その中からあなたにとってベストな学校を厳選すべきです。


では、学校の詳細を調べるにはどうするべきでしょうか?

 

安易な声優学校選びをすると後悔するハメに!

確かに、声優関連の雑誌には学校概要を載せている場合が多く、また各学校にもWebサイトがありますので、ある程度の情報は調べることができます。


特に、その学校の卒業生や彼らの出演作品などは良い意味でも宣伝効果になりますから、それらの情報を調べることは比較的容易だと感じることでしょう。


私も、行きたい学校の情報を調べるために、これらを活用するのは賛成です。

 

ですが、これらの情報だけで学校選択をするのは反対させていただきます。


なぜなら、その卒業生がその学校だけで所属声優になる例は少なく、付属養成所は勿論ですが、他の学校で勉強しているケースも多いです。


また、定員授業の日程費用の詳細を明示していない場合も有り、概要だけで学校選びをするのはリスクが大きいからなのですね。


後で「こんなはずではなかった・・・」と後悔しないためにも、学校詳細が載っている資料請求は必ず実施してください


では、早速資料請求をして頂きたいのですが、資料請求後に実施する「学校厳選」をより明確にするために有効な方法があれば、試してみたいと思いませんか。


そのやり方は、至ってシンプルな方法ですが、選別方法とすれば非常に効果的な判断をすることが可能になります。

 

声優学校の選択があいまいになる理由

この選別方法をお伝えしたい理由は、声優初心者がせっかく複数の学校資料を手にしても、場合により何を基準に判断してよいか分からなくなるときがあるためです。


学校側も企業ですから、自社の特長を前面に押し出します


それ自体、何も悪いことではありませんが、入学志望の学生側からすれば良い面ばかりを見せつけられるため、どこも捨てがたく何を理由に学校選定すればいいかのかよく分からなくなるケースもあるとのこと。


挙句、自分にあった学校が何のかがわからなくなり、結果望まない選択をしてしまったなどの話も耳にしております。


さすがに不憫な事例ですが、同じ思いをあなたがする必要はありません。


学校厳選をより明確にしたい方は、是非実施してくださいね。

 

基準となる声優学校を決めてみよう!

さて、その方法ですが「基準学校」を設けることです。


できれば、誰もが知っていてあなたが気になっている声優学校、所謂、有名人気声優学校の資料請求をして下さい


有名な人気声優学校ということは、毎年たくさんの学生に選ばれる学校であり、何かしらの理由が無ければ人気を継続できるはずがありません。


ならば、その有名校を1つの「基準」として活用させていただき、あなたの学校選びを明確なものにするのが、この選別方法の有効性に繋がります。


やり方は非常に単純です。
あなたが選択したい学校と比較してみてください。

 


基準学校と比べ、何に優れ、何に劣るのかが見えてきませんか?

 


基準の学校よりも優れている点が多ければ、キープしましょう


基準の学校のが優れている点が多ければ、選択対象外としてしまいます。


これを繰り返せば、あなたが選ぶ選抜学校が出来上がります。


基準学校もあなたが望めば選抜学校に入れて構いません。


非常に単純ですが、だからこそ分かりやすいはずです。


この方法を推奨する理由として、声優初心者が複数ある学校に対し、すべてを比較検討しようとすると何が自分にとって有益かがわからなくなり、混乱してしまう恐れがあるためです。


それに対し、基準学校を設けて対での比較であれば、その優劣ははっきり見えてくるはずです。

 

当然、その優劣を決めるのは、あなたの状況にあっているかどうかです。


あなたにとっての選抜学校が見えてくれば、最終決定の作業を残すだけになります。


いかがでしたか?
非常に単純な方法ですから、誰でも実行可能です。


だからこそ、あなたが行ってみたい学校と「基準学校」の資料請求を実施してくださいね


次回は、「基準学校」と比較する際の意識すべきポイントについてご紹介したいと思います。

 

【追記】基準学校はどこが良いのか?

基準学校はどこが良いのですか?


自主性を重んじたため、あえて有名声優学校を明示はしませんでした。


また、環境により行ける学校は異なるはずですので「どこでも良い」というニュアンスにしたのですが、指針を示して欲しいというご意見があったのも事実です。


良かれと思ったことが結果的に不安を煽ることになったのを反省し、私なりの基準学校を明示することにします。


【養成所を主とする基準学校例】

【日本ナレーション演技研究所】

 

【一般声優学校を主とする基準学校例】

【インターナショナルメディア学院】

 

【専門学校を主とする基準学校例】

【アミューズメントメディア総合学院】

 

【社会人・学生に強い基準学校例】
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週一から通える【総合学園ヒューマンアカデミー】
*「入学願書の受付は4月1日時点で満18歳以上の方が対象です」*

 


あなたが気になって仕方が無い学校がどこになるかはわかりませんが、私が提示した学校は誰もが目にした事のある超有名校でしょう。


毎年たくさんの学生に選ばれる学校です。何かしらの理由が無ければ人気を継続できるはずがありません。

 

通いやすさ、費用、知名度などを考慮に入れれば、やはり目が行く学校さんたちなのだと思います。


基準学校として参考になりましたでしょうか?
※余談ですが、私はこれらの学校関係者ではありません。本来的に言えば、我が社の養成所を宣伝すべき立場ですが、当ブログの理念に反します故、あしからずご了承くださいませ。

 

プロの声優になれる人となれない人

・・・さて。
この記事を読んですぐに資料請求を実施してくれた人、少なくとも「基準学校」だけでも対応してくれた方は、プロの声優になる条件を有している方なのだと思います。


実際、私が勤める事務所の養成所生は、行動が早い人のが芽はありました


我が社では養成所生にも仕事のチャンスを提示していますし、事実仕事をさせています。


例えばオーディション資料の提示を要求した際、すぐに資料を準備し提出してくれた養成所生には、事務所のサポートがしやすいのは事実です。


場合により、その資料の手直しを指摘すること可能でして「こうした方が良い」などのアドバイスも受けていますからね。


最悪は期日を守らない、守ったにしても提出内容が不備・・・


これでは、プロの声優になる自覚無しと判断されても仕方がありません。


あなたが本気でプロの声優になりたければ、フットワークの軽さも意識してください。
チャンスは行動しなければ手にすることは出来ません。


何を大げさな・・・と思うのであれば、それで構いませんが、私は少なからずチャンスを逃す残念な人を見て来ました。


「面倒くさい」が理由であれば、何を言うこともありません。


ですが、何事もはじめの一歩を踏み出す時には、勇気が必要ですし、誰だって間違った選択はしたくないものです。


だからこそ、基準として考えられる学校の資料は取っておくべきだと考えますがいかがでしょうか?少なくとも、資料請求は無料ですから無駄な出費など発生しません。


プロの声優になりたいという気持ちが本当であれば、行動も伴わなければ意味がないことも理解してくださいね。

 


ともかく、あなたが本気かどうかは「やるか、やらないか」だけでもわかりますよ。

 

【声優になりたい人へのレッスンマップ】

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