本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

Lesson20.声優初心者が所属オーディションで合格するために意識すべきこと

 声優になりたいあなたへのエール

所属オーディションでの選考基準に、傾向ってありますか?


まぁ、プロの声優になりたい人が1番知りたい情報でしょうねぇ。


私のブログは事実をお伝えすることを目的としていますから、結論からお答えしますね。

 

声優プロダクションの選考基準について

所属オーディションにおける、選考の基準ですが、

 

その年度によって欲する人材は異なる。

 

と言うのが回答になります。


想像していただければわかると思いますが「似たような」キャラクターを何人も所属させる理由はありません


プロダクションによっては「アニメに力を入れる会社」「ナレーションに力を入れる会社」など特徴も異なりますので、自社に沿った人を入れるという考えも出来ますが、それだけでもないと言うのが正直なところです。


以上より、プロダクションに入所するための傾向と対策を準備されてもあまり意味がないはずです。

 

所属オーディションの審査基準について

では、オーディションでプロダクションは何を見ているのですか?


これも、各プロダクションで考え方は違うと思います。


上記で説明したとおり、その年度で欲する人員かどうかに目を向けるわけでしょうからね。


ただ、大きく異ならない選考基準はあるかもなぁ、というのが私の見解です。


とは言え、他社さんの考えはわかりませんから我が社の考えを公表できる部分のみお伝えしていきます。

 

1.課題表現

発声の基本が出来ているかは見ています


また、芝居表現も下手で構わないのですが、恥ずかしがったり、自信なさげにやられると考査対象外になってしまうでしょう。


至極当たり前なことを言いますが、受かってしまったらプロの現場に立つ権利を所有するわけです。
※例え養成所生への入所だとしても仕事は振るプロダクションはあります。


よって、プロ意識が希薄な人に門戸を開けることはないと理解してください

 

2.人間性

実際、オーディションに臨む姿勢や態度も見ております。


挨拶などが出来ているのかは、確実に見られていると思ってくださいね。


あと、忘れてならないのがスマホの電源を消すことです。

 

バイブにしていても、ダメですか?


・・・現場でそれやりますか?
優しい先輩でも「白い眼」を向けると思いますよ。


そして、現場は優しい先輩だけでもないですよ・・・。


まぁ、最低限のマナーは意識しておいた方が無難だとご理解ください

 

3.ルックス

イケメンや美女を優先するスカウトマンがいるのも事実です。


とは言え、それだけでもありませんからご安心ください。


だからと言って、どんな格好でも良いというわけでもありません。


オーディションは発表会の様なものと考え、一般常識と照らし合わせた上で清潔感のある恰好を心がけるのが無難です


目立つことに注意が行き過ぎると「なんだコイツ・・・」となりかねませんからお気を付けください。


同様に「笑顔」のコミュニケーションも重要です


取って付けたような笑顔はバレバレだと思っておいてくださいね。


まぁ、公表できるところで言えばこんな感じでしょうか。

 

所属オーディションの失敗事例集

・・・もう少し具体的な事が知りたいです。


ですよねぇ・・・。
じゃあ、皆さんの先輩方の失敗例を少し紹介しましょうかね。

 

  1. 挨拶が出来ない:声優というより社会人としてNGです。
  2. 落ち着きがない:堂々としていて欲しいなぁ。
  3. 貧乏ゆすり:見ていてイラっとしたという意見有り。
  4. 名前が聞こえなかった:何しに来たんだろうという意見多数。
  5. 質疑応答が聞こえない:緊張かも知れないけど・・・。
  6. 髪の毛ばかり気にしている:ナルシスト?
  7. 面接中の着電論外です。
  8. タメ口:スカウトマンが笑ってしまったそうですが、当然論外です。
  9. 態度が悪い外見印象も重要です。
  10. 遅刻論外です。
  11. 帰ってしまった:二次面談をしようとしたら落ちたと思って帰宅したらしいです。本人が望む通り落としました

 

声優になりたいあなたへのエール

いかがでしたか?
少なくとも、課題発表以外で失敗しない様に注意してください


正直言えば、もったいないです。


また、オーディションで緊張するな!というのは難しいでしょう。


ですが、緊張しつつ日頃の成果を出してくれれば良い結果に繋がるはずです。


でもね。
覚悟を持って取り組んできたあなたなら、他のライバルを抜きん出て当然です。

 


自信を持って、堂々とオーディションに立ち向かってください。

 


私が言いたかったことは、これだけかもしれません。

自信を持って、堂々とオーディションに立ち向かってください

以上を持ちまして、私が声優初心者にお伝えしたかった話は終了となります。


拙ブログをご覧いただきありがとうございました。


少しでも声優になりたい方への助言ができていれば幸いです。


いつの日か、この業界であなたにお会いできることを心待ちにしております。


声優事務所の事務員より

 

P.s.
今後のブログには、声優初心者から頂いた質問とその回答などをご紹介していきます。


もしご興味がありましたら、ご覧くださいませ。

 

【声優になりたい人へのレッスンマップ】

スポンサーリンク