気持ちが萎えてしまった・・・
環境やライバルを理由に、声優初心者のやる気が消失するケースがある様です。
それでも声優になりたい気持ちが本物なら、努力を続けることは可能でしょう。
ところが、努力することそのものに気持ちが萎えてしまった、とする声を耳にしましてね。
基礎が大事であることは分かっているつもりですが、基礎訓練ばかりで気持ちが萎えてしまった私は、声優に向いていないのでしょうか・・・。
あー。
言われてみれば、類似するお悩みを毎年頂戴している気がします。
でね。
この手のお悩みは、声優に「向いている・向いていない」以前の問題ってご理解できますでしょうか?
声優になるための練習を始めた後に待つモノ
気持ちが萎えるとは、期待感が消失したとも言えます。
声優学校に入った当初は、何もかもが目新しく、やる事全てが声優になることへの期待感で溢れているはずです。
勿論、地味な基礎訓練や肉体訓練も、夢への糧として継続できることでしょう。
にも関わらず、ある程度の期間を経ることで目新しさが解消され、それらが当たり前になってしまい、慣れが生じてしまうわけです。
人によっては、飽きてきたとも言えるでしょう。
プロの声優は特別な存在?
地味でつまらない基礎訓練を継続させるには、努力と根性が必要だ!
まぁ、これも正解の1つだとは思いますが、それだと練習は辛いものとしか考えられないリスクが生じます。
よほどストイックな人でもない限り、続けられなくても不思議はありません。
ちなみに、今でも基礎訓練を飽きずに続けているプロの声優はいらっしゃいます。
彼らは特別な存在って思いますか?
基礎訓練を継続するプロの声優の話
必要だから練習する。
プロの声優に「今でも基礎練習をしていますか?」と伺った際の回答です。
ほぼ全てに共通した意見として、なりたい自分、表現したい課題があるから、それを叶えるために練習するという声を頂戴しました。
基礎訓練が必要と感じた際、それを実施するのは当然ということみたいです。
これが、練習を続けられる秘訣なのだと思いますよ。
基礎訓練がつまらない理由とは
基礎訓練がつまらなく萎えてしまう理由って、何なのでしょうね?
おそらく、何の為に実施する練習なのか、ピンと来ていないのではないでしょうか。
基本は大事だと教わったから、練習しています。
これがダメだとは言えませんが、何の為に練習するのかという目的を自分で理解できなければ、いずれ迷いが生じてしまうことは致し方ないのかもしれません。
【こちらも併せてご参考ください】
声優になれない理由!?自分勝手な練習をしてませんか?
その上で、基礎が出来ていない状況に焦りを感じられないことも、要因の1つという考え方があります。
上手くなりたいという気持ちを持続することで、飽きや慣れを解消し、練習することに疑問を感じさせない工夫はあると思いますよ。
通過点を見据えるという行動
変化を求めるからこそ、環境を変えるという考え方があります。
特に、基礎訓練だけの日々に気持ちが萎えているのであれば、自ら表現できる機会を設けるのも良い手段だと思う次第です。
目標である事務所の養成所へ行こう
上手くなりたい気持ちを加速させるため、例えば舞台に挑戦してみたり、ワークショップに参加するという考え方もあります。
新たな出会いを求め、イロイロな可能性に気がつけるかもしれませんからね。
場合により、本当にやりたかった事が舞台にあったなんてこともあるかもしれません。
【参考記事はこちら】
演技が上手くなりたい!ワークショップで驚くべき出会いが!?
ですが、単純にやる気が消失してきただけというのであれば、通過点を覗いてみるのはいかがでしょうか?
あなたが行きたい声優プロダクションを訪ねてみませんか。
もっとも、いきなり事務所に赴くというのはハードルが高いはずですので、関連する養成所なら敷居は低いと思いませんか。
いろいろな事務所の養成所を見ることで、気付くことはあると思います。
彼らもまた、あなたのライバルのはずです。
そんな彼らに負けたくないという気持から、練習する意義を見つけてみるというはいかがでしょうか。
ほら。
気軽に養成所を見学するための夏期講習や冬期講習、オープンスクールなんてのがあるじゃないですか。
それらの機会を上手に活用することも、大事なことだと思いますよ♪
【こちらの記事も参考にしてください】
モチベーションアップ!?声優が実践している気分転換のやり方