本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

Lesson12.声優初心者が入学前にやってはいけないことと実施すべき課題!

プロの声優になりたいなら焦りは禁物

あなたが、プロの声優になる覚悟を持って決断した学校が、決まったかと思います。


そして熱意のある人程、入学までの間に自主練習に努めたいと考えるかもしれません。


大変すばらしい心意気であり、そういった人にこそプロの声優になって頂きたいわけですが、場合により間違った自主練習を選択してしまうことで、後に後悔をしてしまうケースを耳にします。


あなたの努力が自分の首を絞める結果にならない様、入学前に行っておきたい大事な事と、そうでもない事の説明を今回はしていきたいと思います。

尚、同内容に関しては、私が信頼する指導者のお話を、ご本人了承の上で掲載しております。

 

自分勝手な発声練習は厳禁

自分勝手な発声練習は止めておきましょう!


プロの声優を目指す人に「発声練習をするな!」と言うと驚かれるかと思います。


ですが、指導者を付けない自分勝手な発声練習をしてしまうと、ノドを壊してしまうリスクが生じます

 

自分勝手な発声練習をすることでついてしまう癖

また、誤った発声練習を実施することにより変な「癖」が付いてしまうと、それを直すのに思いの外、時間が掛かってしまうリスクもあります


スタートダッシュをしようとしていたのに、何もしてこなかったライバルの方が先に進んでしまっては泣くに泣けませんよね。


ですので、指導者の下で発声訓練が出来れば問題ありませんが、その機会がなければ、入学後に正しい発声方法を教わってから練習をしていくのが賢明であると理解してくださいね。


何事も焦りは禁物ですよ。

 

声優学校入学前に実施しておくべきこと

じゃあ、何もするなってことですか?


そんなことはありません。
声優学校入学前に実施しておくべきことはあります。

 

1.適度な体力づくり

自分勝手な発声練習はしない方が良いですが、その分「基礎体力作り」は実施してください。


プロの声優は、あなたが思っている以上に体力を使います。


ですので、入学後に肉体訓練をする学校がほとんどなのですが、それについて行くことが出来ずに自信を喪失してしまう例もある様です。


とは言え、ボディービルダーの様な身体を目指す必要はありません。


それなりの有酸素運動が持続できる体力があれば、十分です。


また、柔軟性も必要になりますので、多少の運動とストレッチは毎日継続すべきでしょう。


そう、重要なのは毎日自分が決めた課題を続けられる事になります。


これからプロの声優になるまで、またプロの声優になってからも自分の課題克服のために基礎訓練を続ける日々が待っています。


自分に甘く覚悟がない人には、続けられないことでしょうね・・・。

 

2.読書の習慣化

声優に必要なことは、なにも体力だけではありません。


作品を理解し、それを実演するための読解力も重要になります。

 

読解力を身につけるために実施すべき事ってなんですか?

 

私が指導者に聞いたことであり、その答えが「読書の習慣化」でした。


尚、書籍の種別は問わないそうです。
とにかく「活字に慣れること」が重要なのだとか・・・。


さすがに、理論的な話をこのブログで紹介することは差し控えますが、言われてみればプロの声優の人たちの読書率は高いです。


良い習慣は真似た方が賢明だと思いますが、いかがですか?

 

たったこれだけを守るだけでも、入学時のアドバンテージは図れると思います。


是非、あなたの夢が実現できるよう頑張ってください

 

 

さて、ここまでが声優学校に入る前までのお話しです。


引き続き、

  • 学校に入ってから意識すべきこと
  • 学内で開催される各声優事務所の入所オーディション前に理解しておくべきこと

これらについて、説明していきたいと思います。


ご興味があれば、ご覧くださいませ。

 

【声優になりたい人へのレッスンマップ】

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