声優事務所の事務員やマネージャになる方法を教えてください。
あー、いろいろありましたが要約すれば、
声優をすぐ傍で応援したい
らしいです。
でね。
スタッフになる方法を教えるも何も、就職活動と同じなんですね。
まぁ、応援したい声優が限定されているのであれば、事務所の需要次第ってことなのかもしれませんが、なること事態は難しくないと思いますよ。
まぁ、言いたいことは他にもありますけどね・・・。
声優事務所の事務業務とは
あくまで一般論ですが、業務拡大やスタッフの退職などにより、人員補充を図ることがあります。
で、事務所側の人間になるということだけを見れば、普通に就職できるだけの職能があればよろしいのだと思う次第です。
ただまぁ、実際の職場で何をしているのかがわからないと、ピンと来ないと言う声もあるのでしょう。
声優事務所の事務員がやっていることを、ちょっとだけご紹介します。
1.一般事務
- 契約書や請求書など、資料作成
- 電話・メール応対
- 来客応対
- 郵便物の仕分け・ファイリング
- データ集計
- etc...
2.経理・財務・会計業務
- 入出金管理
- 伝票管理
- 財務状況の分析・編成
- 各種帳簿管理
3.庶務・総務業務
- 人財管理
- 備品管理
- セキュリティ管理(個人情報とかね・・・)
4.その他
- 営業支援(マネージャのヘルプ)
- イベント・冠婚葬祭対応
- 広報・宣伝活動
まぁ、こんな感じです。
世間で言う「総合職」をそつなくこなせる人なら、問題ないと思いますよ。
あと、概略で書いているから大変さはわからないだろうけど、
想像されているほど暇じゃない!!
ってのは事実だと思います。
それを「激務」と呼ぶかは、その人次第かなぁ・・・。
マネージャという存在
声優事務所のマネージャは、
声優の活動を応援する役割
という認識をお持ちなら、それは間違いではありません。
関係各所への挨拶廻りも含め、情報収集や、声優の管理などやることは多岐に渡ります。
私自身はマネージャではないですので、詳細にご説明をすることはできませんが、同じ事務方の人間として言えることは、
ハードワーク(激務)の象徴
ってことですかねぇ。
事務員である私の業務が「楽で暇」とは思いませんが、彼ら彼女らを見ていると、
おつかれー・・・
と言うしかなくなりますからね。
だって、休みの日だって電話応答をしなきゃいけない立場ですし・・・。
とあるマネージャの言葉
アニメや映画を娯楽として見る事はなくなった!
関係者あるあるじゃないでしょうかね。
戦略的な話にも繋がりますので、その理由はお伝えできませんが、まぁ職業病の一環だとお考えください。
この話をした最大の理由は、
アニメが好きで声優が好き
だけで、この職種を選ぶと好きじゃなくなる可能性は高くなるかもしれないって覚えておいてほしいなぁ。
マネージャに必要なこと
コミュニケーション能力
これは、必須でしょうねぇ。
「目配り・気配り・心配り」をスマートに実施しつつ、声優のために激務をこなせる人。
要するに、メンタルもフィジカルも強く、頼られる存在でいてくれる方が理想的なマネージャじゃないでしょうか。
マネージャの商材は「声優」であるというのも、大変なことなのだと思います。
何が大変なのかを説明する前に、あるマネージャの言葉をお伝えさせてください。
声優とマネージャは鏡の関係である
どちらかが「ありがたい」と思えば、相手も「ありがたい」と思い、その逆もまた然りということだとお話しておりました。
それでも声優事務所の人間になりたい?
大げさに言えば、声優の人生を預かる立場なのかもしれません。
それを背負う覚悟ってありますか?
応援したいという気持ちが、ファン心理だけじゃなければ挑戦したら良いと思いますよ。
人間関係がイロイロ大変なのは、この業界に限りませんが、苦労したことが報われないことも多いかなぁ・・・。
これ以上は愚痴を書きそうだから止めさせて頂きますけどね(苦笑)