なんで、アイツばっかり!!
こんな僻み根性丸出しの声を耳にすることがあります。
それは、声優学校や養成所に通う子であれば、講師の先生方であったり、学校関係者に向けた声なのでしょう。
またプロになれた所属声優からすれば、マネージャであったり、事務所側に対しての物言いになるのでしょうね。
もっとも、それを口にする所属声優に対しては「あなたはプロなんでしょ?」で一蹴してしまいます。
僻みを口にする前に、やることをやってほしい。
厳しいようですが、これが声優事務所サイドの本音です。
(※まぁ、僻みを口にしている時点で、先は見えてますけどね・・・)
さて、あなた自身が「アイツ」側になるための方法なんて、興味はありますか?
声優関係者に気に入られる人の特徴
世の中には、無意識に周りを明るくできる才能を持った者もいます。
彼らを真似ることができれば、あなたが「アイツ」側に立つことは可能でしょう。
ただ、そんな才能がなくとも「よい子そうだなぁ」と目を掛けてもらえる方法はありましてね。
それを無意識的にやれる子も多いわけですが、やり方を知っていれば誰でも出来ることなのですよ。
熟知性の原則って知ってますか
ザイアンスの単純接触効果(熟知性の原則)
こんな言葉を聞いたことはあるでしょうか?
言葉の説明はググっていただくとして、要するに「最初、興味が無いものや苦手なものも、何度か接するうちに良い感情に変わっていく」ってな効果です。
例えば、聞きなじみの無い音楽も、繰り返し聴くことで好きになっていくなんて経験ありますよね。
声優業界も同じです。
仕事で接する機会が多い人達が、結果的に仲良くなっていくのは当たり前ですもの。
あなたに友達がいるのも、その友達と会う回数が多かったのではありませんか?
そう、単純に【会う機会を増やす】ことを試みれば、声優関係者から好意を受けるチャンスは上がるという考え方ですね。
ただチャンスを待つだけでは意味が無いということは、本当のことだと思います。
もっともこれだけでは、足りません。
これもあなたが経験していることでしょうが、学校で毎日顔を合わせていたからといってクラスの皆が友達、というわけではないでしょう。
警戒心を解くという意味では、この【ザイアンスの単純接触効果】に期待することができますが、好意を持ってもらうまでには行き着かないのも事実ですからね。
返報性の原理を使いこなそう
返報性の原理(へんぽうせいのげんり)
こんな言葉があり、別名「好意の返報性」とも呼ばれています。
相変わらず、言葉の意味はググっていただくとして、要するに人に好意を示せば、その好意が帰ってくるという考え方です。
やってもらったことには感謝を示すなど、当たり前のことができていれば十分な範疇です。
まぁ、声優業界の慣例である「差し入れ」なども、この一環なのでしょうけどね。
少なくとも、仲良くしたい人に笑顔で接していて、悪感情を持たれる事は無いでしょう。
売れっ子声優の特徴
でね。
特に「好意の返報性」はできていると口にする子は多いです。
まぁ、好意であったり感謝を示すことを躊躇う人は少ないのは事実だと思います。
でも、嫉妬の対象となる「アイツ」側に立てないわけですよ。
それは、ザイアンスの単純接触効果と返報性の原理をセットで考えていないから。
会う機会を増やし、好意を示していないからってだけです。
言われてみれば、覚えがあることじゃないでしょうか。
でも、マメでなければ続けられない行動です。
目配り・気配り・心配り
これは、意識の高いプロの声優なら理解している行動だと思いますよ。
是非、真似して欲しい習慣だと考える次第です。
自分は実力で勝負するんで!
それを口にする者は、立派だと思います。
であれば、僻みを口にするのはお止めくださいね♪
【実力で勝負するのは本当に立派だよ、でもね・・・】
実力勝負!?声優の評価は演技力だけと思っていませんか?