進級テストに落ちてしまった場合、声優の道を諦めるべきですか?
あくまでも私の意見として回答させていただくとすれば、
覚悟次第
と言わせていただきます。
挑戦することを否定するつもりは、毛頭ありません。
ですが、覚悟無き継続を奨励するつもりもないのです。
私が見聞きした過去の事例をご紹介していきますね。
声優になることは通過点でしかない
声優になりたいあなたが、当初の目的とするのは所属声優になることなのだと思います。
それを目標に努力することは、間違っていません。
ですが、必ず意識して貰いたいことがあるのですね。
声優になる日を明確にしていますか?
いつか声優になれれば良い。
声優初心者の人から、たまに聞こえてくる声です。
肯定的に捉えても良い言葉ではありますが、場合により「甘え」にも聞こえてしまう言葉なのですね。
いつか、オーディションに受かると良いなぁ・・・。
プロになれてしまった人の中で、淘汰されるケースの例えを書かせていただきました。
事務員という立場だからこそ言えることは、
そんなに甘い世界ではない!
という事実です。
意識の高いプロの声優は、現在何を求められているのかを常に意識しています。
あなたの中に甘えがないことを願って止みません。
中長期計画は大事だけど・・・
器用ではないので、中長期で計画している。
これに似た言葉も、声優初心者から頂戴するときがあります。
コツコツと努力していく姿は、非常に好感が持てます。
ただ、それでも挑戦する志があってこそだと思いますよ。
ダメで元々・・・
当たって砕けろの精神を否定してもいけないのでしょうが、できればオーディションでしたり進級試験を期限として、計画して欲しいですね。
時間は等しく有限です。
うさぎと亀のお話は、あくまでも亀なりの努力を懸命に実施したからだ、と思いますよ。
進級試験がすべてではない。
では、
進級試験に落ちたら諦めるべきか?
なのですが、そんなことはないと宣言しておきます。
事実、オーディションで不採用になった人が、他所の事務所で活躍しているなんて事例はいくらでもありますからね。
ですので、個人的な意見とすれば諦めて欲しくはありません。
ただ、それを前面に出すと「ダラダラ時間をかけてしまう」人もいらっしゃるわけです。
失敗したことがあるという経験は強さに繋がる
以上より、
絶対に声優になる!
この意志が揺らがないのでしたら、再挑戦すべきだと言わせてください。
なぜなら、現在活躍されているプロの声優すべてが、特待生だったり優等生だけではありません。
1度や2度、オーディション落ちたことがあるという過去をバネに努力を重ねた結果、現在の活躍がある声優も多くいらっしゃいます。
それが事実です。