声優事務所の事務員という立場上、いろいろな人からご質問なり、ご相談を頂戴するわけです。
その中には、義務教育期間である中学生からの相談もありましてね。
- 声優学校がありすぎてどこを選べばよいかわからない
- 親の理解が得られない
- 今、何をしたら良いのかわからない
基本的には、これらの回答となるヒントを拙ブログに書かせていただいたと思っております。
【参考記事はこちら】
プロの声優になりたいけど、親御さんの許可が下りない!?
ただ、私の意見だけでも不安ということもあるのかもしれません。
医療の世界では、セカンドオピニオンという行為がある様に、声優初心者からの質問に対しても別人員の意見を聞くことができれば、不安の解消に繋がるのかもしれません。
とは言え、中学生が(たとえ高校生や大学生、社会人であったとしてもですが)事務所の人間にアポイントを取り、直接質問をするという行為は、なかなか大変でしょう。
まして、人事権を所有する立場の人員に質問したいとなれば、大変という言葉では済まない可能性もあります。
だからね。
あなたの質問を、私が代行して聞いてきましたよ。
正直な話、私も偉い人がどんな回答をするのか興味がありましたしねぇ。
声優事務所の偉い人に聞いてみた
声優志望の中学生にアドバイスするとしたら、何て言いますか?
この質問を、我が社の偉い人に聞いてみました。
せっかくの機会ですので、社長と副社長にね。
それぞれの回答を記載しますね。
声優志望の中学生へ社長からのアドバイス
- 規則正しい生活をすること
- 友達と仲良くすること
- 先生とも仲良くすること
その上で漠然と生活をせず、人間の特徴を見ておくこと。
先生役、生徒役など、学生時代にどれだけ人の情報が蓄積できたかは、その後の声優人生で大きな財産になる。
また、声優志望の子にありがちだが、焦って発声練習をしないでほしい。
プロスポーツを例にすると分かりやすいと思う。
それが野球であれゴルフであれ、アマチュアレベルで良いなら独学も良いだろう。
しかし、プロとして活動したいのであれば、レッスンプロに習うべきである。
声優の発声は、技術と考えられがちだが、内情はスポーツに近い。
つまり、プロとしてのトレーニングを実施していく必要がある。
基本が重要という話は、声優の世界だけの話ではないが、プロである以上発声の正しいフォームを理解すべきだ。
ならばこそ、義務教育期間は規則正しい生活に努め、良く遊び良く学んで欲しい。
声優志望の中学生へ副社長からのアドバイス
副社長:・・・社長にほとんど言われちまったよぉ(苦笑)
事務員:じゃあ、学校選びに悩んでいる子に対してアドバイスしてあげてください。
ということで、副社長の回答を簡潔に記載すると、
やる気があるのであれば、どこの学校を選択しても構わない。
とのことでした。
えーっと、副社長の名誉のためにお話すると、イロイロお話はしていただけたんですけどね。
ただまぁ、内容がディープ過ぎて、ブログに書けませんよ(苦笑)
声優初心者に向けて
私自身、なるほどなぁと思った話もありましたよ。
ただまぁ、立場は違えど言ってることは私と大差はなかった感じです。
よろしければ、このブログを読み返していただければ、悩みの回答があるかもしれませんよ。
でね。
私からも少しアドバイスをさせてください。
聞いたことを実践するかしないかは、あなた次第である
当たり前の話ですが、最も重要な話でもあります。
まぁ、学生の人に聞かせたいアドバイスというよりは、声優学校に通っている声優初心者にこそ聞いていただきたい言葉であり、新人声優にこそ聞いて貰いたい言葉でもあります。
- 時間がない
- 余裕がない
- 意味がない
中高生諸君!
こんな言い訳しか言えない大人にならないでね!!