本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

声優教育のあるべき姿!?日大アメフト問題を他人事にすべきではない

声優指導者のあるべき姿

指導者のあるべき姿


日本大学アメリカンフットボールの報道を拝見していた際、ふとこのことを考えてしましました。


厳しい指導の顛末がこの結果だとするならば、なんとも後味の悪い内容であり、ケガをされた生徒の回復を願って止みません。


さて、残念ながら表現者の世界でも「厳しい指導」というのは他人事ではないケースがございます。


とは申せ、厳しい指導だからダメということではなく、後に感謝される指導者の方も大勢いらっしゃるわけです。


そう、その指導方法に愛があるのか、恫喝でしかないのか。そもそも指導者とは何なのかも交えて、あなたに知っていただきたいことがありましてね。

 

教育者と指導者の違いについて

教育者と指導者の違い


これを明確に説明できる人は少ないでしょう。そして、教育者も指導者もごちゃまぜになっている人が多いのも事実ではないでしょうか。


では、これらの違いの詳細を説明しましょう・・・とすると長くなりますし、業態によっても考え方が異なるはずですので、声優に特化した概要を説明させていただきたいと思います。


声優業に特化した教育者とは、発声法や呼吸法、肉体訓練のやり方などの「答え」を教える者であり、あなたも経験のある義務教育と例えれば分かりやすいかもしれません。


あくまで例ではございますが、足し算の答えは誰もが同じにならなければなりませんし、そうなる様に教えるのが先生である教育者、という考え方ですね。


それに対し、指導者の役割は「答え」を教える者ではありません。声優が望む将来的な展望、行きたい方向を見極め、それを指示する者と言えるでしょう。


言われればお分かり戴けると思いますが、表現に答えはありません。楽しい演技であれ、悲しい演技であれ、やり方は千差万別です。


そう、いくらでも答えはありますが、何が正解になるかが分からないのが表現の世界なのです。


そんな答えがわからない問題に対し、答えを教える教育者が存在するはずはありません。求められたのは「より良い表現を、共に寄り添い共に見つけて行く」存在であり、それが本来的な意味の指導者のあるべき姿と言えるでしょう。

【参考記事はこちら】
声優の先生は誰でも良い!?良い指導者の見分け方とポイントとは

 

指導は叱咤激励か、恫喝か

指導に熱が入り罵声が飛ぶ


そんな機会を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。特に演出家に多い傾向と考えられ、またそれがダメなど申すつもりもございません。


より良いお芝居を提供するため、役者に期待以上の働きを望んだ結果とも捉えられるからです。


そう、期待の表れであれば問題ないはずなのですよ。


ところが、それを基礎のままならぬ声優初心者に求める者がおります。本来は教育をし知識を体現させるべき時期に、指導をしてしまうケースですね。


そんなこともわからないのか!!


以前、声優特番だかでこのようなやりとりをする「声優学校の現場」の放送を目にしたことがあります。

 


・・・何を言っているのだろう、この人は!?

 


当時、そんな独り言を漏らした記憶がございますが、わからないからこその学校であり教育の現場という意味を理解されていない者もいるのだな、と実感させられました。


指導の中で「考えさせる」ことの重要性は理解できますが、分からない者を追い詰める行為は既に指導ではなく「恫喝」です。


程度の問題もございますが、声優教育に携わるすべての人員が優れている、とは努々言えないことも悲しいかな事実として受け止めるしかないようです。

【参考記事はこちら】
声優学校あるある!?先生によって言うことが違い困りました?

 

厳しくとも優れた指導者とは

優れた指導者は総じて優しい


これも誤解です。優しいからダメというわけではありませんが、出来ていない者にすらそれを認めてしまっては、結果的に何も見ていない指導者ということになるでしょう。


優れた指導者は、生徒をよく観察しています。


そんなところまで見ているのか、と呆れるほどに熱心な方もおります。出来ていないことだけに目を向ける者は多くいるようですが、優れた指導者であれば長所も明確に指摘し、それを伸ばす助力を惜しみません


それ以上に、表現することの楽しさを教えることが出来、更に言えば「もっとうまくなりたい」という気持ちにさせて上げられる人。そんな方にこそ、指導者と名乗っていただきたいわけでしてね。


間違っても、表現することに嫌悪を抱かせるような者を指導者と呼ぶべきではないでしょう。


もっとも、教育の現場にも程度はございます。あなたが優れた指導者の下での教育を受けられることを願って止みません。


だからこそ、学校選びは厳選すべきと申し伝えていた訳です。

【参考記事はこちら】
声優初心者が声優学校を厳選しなくてはいけない真の理由


その真意を汲んでいただけたら、うれしいなぁ・・・。


※補足※
怖い話をしてしまいましたが、優れた指導者も、優れた教育者も、優れた演出家もあなたが思う以上に存在しますからね。そこはご安心ください♪

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