本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

声優所属オーディション対策!?今から出来る注意すべきこと

声優になりたいあなたが注意すべき話し方

課題表現の披露


声優所属オーディションで必ず実施していただく内容の1つであり、目的はプロの声優として活躍できる力が備わっているかの確認になります。


声優になりたいあなたにとっても、またプロダクション側にとっても勝負の時間と言えるでしょう。


もっとも、オーディションで確認させていただくのは表現の実力だけではありません


プロダクション側の本音とすれば、あなたが思う以上に、所属していただくプレイヤーの人柄も重要視しております。

【参考記事はこちら】
声優志望者必見!オーディションに合格するための面接処世術


とは言え、限られた時間で受験者の人間性を十分に把握することは難しく、印象の良し悪しが判断材料になるケースは少なくありません。


それをルックスだけと誤認する声優初心者が後を絶ちませんが、話し方でも印象が大きく左右されてしまうことをご理解いただきたいのです。

 

声優になりたいあなたが注意すべき話し方

世間には「話し方の印象を良くする方法」を紹介する情報媒体が、数多く存在しています。


それぞれに趣向を凝らした方法論が紹介されているのですが、「大きな声で話しなさい」というアドバイスだけは、ほぼすべてのメディアに掲載されている様です。


まぁ、ぼそぼそと自信無さげに見られるより、ハッキリお話しされた方が好印象を提供できるでしょうから、外せないアドバイスと言えるのでしょうね。


もっとも、これはサラリーマンも含めた一般の方向けのお話でしてね


声優になろうとするあなたには関係の無い、とまでは言いませんが発声が出来ていて当然の立場じゃないですか。


あなたが注意すべき話し方は、別にあるのですよ。

 

相手を不快にさせる話し方

  • よろしくお願いしますぅ・・・
  • なるほどですねぇ・・・
  • えっとぉ・・・

これらに共通するのは、語尾が延びる話し方になっていることです。


あなたが、声優の現場でそれを望まれたのであれば問題はありません。


が、公的の場でこのような話し方をされた場合、相手に不快感を提供しているリスクがありましてね。


それが友人同士であったり合コンなどの席であれば、カワイイ話し方と捉えてもらえるかもしれませんが、オフィシャルの場でこれをした場合、頭がカワイイ人と思われかねません。


稀に、この手の話し方が癖になっている人を拝見しますが「大丈夫かなぁ・・・」と思われてしまっているのは、本当のことです。

 

語彙力を不安視させる話し方

「ヤバい」を筆頭とする若者言葉の利用


個人的にはその文化を否定したくは無いのですが、少なくとも面談の場では弁えるべきでしょう。


と言うのも面接官によっては、嫌悪感を感じたり、語彙量の少なさから読解力が低い人との認識をされかねないためです。


さて、この手の注意を声優志望者達にしますと、そのほとんどが「気をつけます」と発言してくれます。


ですが、普段から使い慣れた言葉って、本人も気が付かない内に口にしている場合がありましてね。


例えば「ぶっちゃけますと・・・」なんて用語を丁寧に話しているつもりになっている人は、普段の話し方から注意した方がよろしいかもしれませんよ。


正直にお話しすれば・・・、なんて言葉遣いに慣れていないはずですもの。


まぁ、普段の会話で「マジ卍」などのSNS用語を頻繁に利用しているのなら、なお更でしょうねぇ・・・。

 

伝わらない話し方

早口


話しに夢中になると、早口になってしまう人がいます。


ご本人は真剣なのでしょうが、その発言が早口になればなるほど聴いている側は何を話しているのかわからなくなり、理解することができなくなります


それ以上に、声優は表現者です。

 


伝えるべきことを伝えられない人が勤まる職種ではありません。

 


自分の思いすら相手に伝えられない人に、作品の思いを伝える力が備わっているなどあり得ない話でしょう。

 


はやく意志を伝えたい時こそ、ゆっくり丁寧に話す。

 


あなたの夢を叶えるオーディション日まで、この教えは意識してください。

 

プロになってからを意識するために

今回のお話は、所属オーディション対策を意識したアドバイスとしてお伝えしましたが、本質とすれば声優になってからこそ意識していただきたい内容になっています。


声優がコミュニケーションをする相手は、声優だけではありません。


スタッフやクライアントも含め、一般の方ともお話しする機会は多くなります。


プロ意識を育むためにも、今から話し方を意識することは大事なことだと考える次第です。

【参考記事はこちら】
声優になるには!?本気で声優になりたいなら参考にすべき人を見習えば?

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