あなたの今後がたった数分で決まってしまうイベント。
それが、声優学校で開催されるプロダクションへの「入所オーディション」です。
余程稀有な人でもない限り、それを目標に頑張ってきたはず。
また声優学校としても、多くのプロダクション所属者を輩出することで、次年度以降の宣伝効果に繋がりますから、双方とも気合が入って不思議はありません。
ですのでオーディション当日は、あなたの実力が遺憾無く発揮できる様に心がけることが重要です。
当然、それに向けて事前準備や確認を怠ることが無いよう努めてください。
所属オーディションの準備
とは言え、何に注意すべきかを知らなければ準備は難しいでしょう。
せっかく私のブログを見て頂いておりますので、ちょっとしたアドバイスくらいはご協力させて頂きますね。
1.開催時期の確認
声優学校によって学内で開催する「入所オーディション」の時期はまちまちです。
大抵の学校が卒業シーズンとなる2~3月を選択しておりますが、それ以前に開催するところもあります。
オーディションに備える準備をするためにも開催時期の確認はしっかりしておいた方がよろしいでしょう。
・・・実は、これを怠って失敗する人が結構多いとだけお伝えしておきます。
2.開催方法の確認
これも声優学校によりまちまちですが大きく分ければ「公開オーディション」か「1社限定オーディション」の2種になると思います。
公開オーディション形式は各プロダクションを一堂に会し、その前で決められた課題を披露するケースとなり、1社限定オーディションは学校側がそれぞれのプロダクションに時期を連絡し、個々にオーディションをするケースになります。
さて、これを確認する理由ですが「一発勝負」なのかどうかを事前に知っておきたいからです。
公開オーディションなら1回きりの勝負です。
1社オーディションなら受けられる会社数だけチャンスはあります。
あなたにとってベストな状態を「いつ」に持っていくのか?
言わずともお分かりですね?
3.開催内容の確認
実技試験の課題は「いつ」「誰が」用意するかを確認しておきましょう。
- 事前に自分で準備するのか?
- 事前に学校が準備するのか?
- 当日、学校もしくはプロダクションが準備するのか?
自分が課題を準備するのであれば「得意」を選ぶべきでしょう。
逆に学校やプロダクションが課題を準備するのであれば、課題内容は全員共通だということになります。
地道な基礎訓練を徹底した人のが有利になる公算は高いでしょう。
自分の人生を決めるイベントともいえる「入所オーディション」です。
ここまで来たら、事前準備にも余念がない様に心がけてくださいね。
さて、事前に準備や確認すべきは「課題」だけでもありません。
プロダクションのスカウトマン達が何を見ているかは各社によって異なるはずですが、大枠は類似しているでしょう。
知らなくて無意識でいるよりは、知っていた上で意識的に準備した方が良いこともあるはず。
次回は、その点についてお話ししたいと思います。
【声優になりたい人へのレッスンマップ】
- Lesson1.声優になりたい初心者が知っておかなければいけないこと
- Lesson2.声優になりたい初心者が声優になれない意外な理由!?
- Lesson3.声優初心者が声優学校を厳選しなくてはいけない真の理由
- Lesson4.声優初心者が知っておくべき声優学校の特徴を理解しよう
- Lesson5.声優初心者が知っておくべき声優学校のメリットとデメリット
- Lesson6.声優初心者が知っておくべき声優学校を選ぶ際のポイント!
- Lesson7.声優初心者が実施すべき資料請求とその効果的なやり方!
- Lesson8.声優初心者が陥りやすい学校選択時の過ちとその事実!
- Lesson9.声優初心者が自分にあった学校を選ぶために意識すべきポイント!
- Lesson10.声優初心者が学校訪問で確認すべきポイントと注意すべき点
- Lesson11.声優初心者の試練!?入学試験に対するアドバイス的なこと
- Lesson12.声優初心者が入学前にやってはいけないことと実施すべき課題!
- Lesson13.声優初心者が在学時から意識して貰いたい挨拶の重要性について
- Lesson14.声優初心者だからこそ大事にしたいコミュニケーションについて
- Lesson15.声優初心者が在学時から大切にしたい2つの習慣について
- Lesson16.声優初心者が在学中だからこそ大切にしてもらいたい3要素
- Lesson17.声優初心者に意識して貰いたいもう一歩先のコミュニケーション
- Lesson18.声優初心者が目指すべき声優学校でのポジションについて
- Lesson19.声優初心者が入所オーディション前に準備しておくべきこと←今ここ
- Lesson20.声優初心者が所属オーディションで合格するために意識すべきこと