演技が上手くなりたい!
こんな思いを抱いているのは、あなただけではありません。
声優初心者のみならず、プロになった声優だって口に出さないだけで同じ思いでおりますもの。
で、その願いを叶えるか否かは人それぞれになるのでしょう。
さて、あなたにちょっとお伺いしたいことがあります。
何故、演技が上手くなりたいのですか?
明確な目標を持とう!
プロの声優になりたいから。
だから、演技が上手くなりたい。
これがあなたの答えではないでしょうか?
とすると、あなたが掲げる目標は「プロの声優になること」であり、それを叶えるための手段が「演技力向上」となるはずです。
素晴らしい目標ですし、方法論としても間違ってはおりません。
ただね。
その後どうして良いのかわからなくなる場合ってありませんか?
スモールゴールを用意しよう!
プロの声優になる為に、演技が上手くなりたい!
という願望がありますよね。
それを叶える為に、声優学校に通っているのだと思います。
ただ、これはあなたのライバルも実施していることですよね。
同じ事をやっていたら差はつかないと思いませんか?
ライバルに負けたくないのでしたら、必ずやって欲しいことがあります。
どうやって?
これを自問してください。
ここで出てきた答えが、あなたの課題になります。
その課題を克服していくこと、つまり小さなゴールをクリアしていくことで、声優になるという夢のゴールに近づいていくのだと理解してくださいね。
声優になるための課題解決方法
あなたにとっての課題を常に意識します。
それだけでも周りを抜きん出ることはできると思いますが、さらに前進したいあなたにちょっとしたアドバイスをしておきます。
基本の定着こそ反復練習
もし、あなたの課題が
- 滑舌
- 拗音
- 長音
- 鼻濁音
- 破裂音
- 共通語
- etc...
という基本範疇の強化であれば、徹底的な反復練習を実施することを念頭に入れてください。
正直に言わせていただきますが、基本範疇の強化は悩んではいけません。
練習量がものを言うとご理解ください。
あなたの10年、20年のクセを少ない時間で矯正できると驕らないこと。
やればやっただけ強化できるのですから、悩むだけ無駄です。
なにかコツがあるのでは?
こんな幻想に囚われないでください。
結果、楽な方法があったにせよ、修得してから分かる内容もあります。
たまに、ノウハウコレクターの旅に出かけてしまう人をお見受けしますが、その時間を練習に費やしてくれればなぁ、と思うのは私だけではない気がします。
感情表現練習が難しいわけ
あなたの望みが、喜怒哀楽などの感情表現手法を強化したいとしましょう。
残念ながら基本練習と違って、表現は明確な正解がないからこそ、やればやっただけ上手くなるどころか、深みにはまるケースもあります。
そう、答えが分からない練習にもがき苦しむ人は、あなただけではありません。
マラソンで例えるとすると、コースを知らされていないランナーの様なものでしょうか。
42.195km先にゴールはあるはずですが、その位置もわからなければ、道順もわからないでは、途方に暮れてしまうのも致し方ないでしょう。
習い事の意味を思い出そう
さて、ちょっと思い出して欲しいことがあります。
あなたが習い事を経験していた時の記憶を、です。
大抵の場合「お手本」がありませんでしたか?
そのお手本を真似てみませんでしたか?
なんで演技になると「独自性を追求」しだすのでしょうか・・・。
誤解しないでくださいね。
声真似をしろなんて言ってませんよ。
あなたが課題とする表現に近い先輩のやり方を研究すること。
これだって、立派な練習です。
詳しくはこちらを参照してください。
【参考記事はこちら】
声優はモノマネ芸!?声音を真似ることと、技術を盗むことの違い
あとは邁進するだけ!
プロの声優になりたい、という目標に向かってあなたが実施することは、あなたが抱える課題を克服していくことです。
その課題を見つけることこそが、あなたの進む道になります。
小さな小さな目標がいくつも出てくるでしょう。
それを着実にクリアしていけば、夢のゴールは届かない目標ではなくなるはずです。
さて、あなたがやるべきことは見つかりましたか?
それを探す時間が、今なんだと思いますよ!
【こちらの記事もご参考ください】
演技が上手くなりたい!ワークショップで驚くべき出会いが!?