声優にスランプってありますか?
どうやら表現の出来・不出来が日によって変わる悩みを生じたとの事。
そしてこの悩みは、プロの声優でも起こり得るのかという疑問を感じたみたいです。
でね。
この回答をするためには、スランプの定義からお話しないといけないわけですよ。
プロの声優が抱える悩み!?
とりあえず、質問者の疑問からお答えしてみましょうか。
質問者の疑問を言い換えれば、
プロの声優でも、日によって表現の出来が変わるのか?
となるのでしょう。
でね。
表現の出来・不出来という本質的な観点から見れば、変わってしまうのが至極妥当という回答になるのだと思います。
声優は機械ではありません。
厳密に、同じ芝居を繰り返すわけではないのは、当然だと考えるわけです。
ただね。
その出来が違うものであったにせよプロとしての完成度は提供するのが、声優の仕事です。
よって、その日の状況がどうであれ出来の悪い仕事をするのは、プロとは言えないというのが彼らの本音ではないでしょうか。
そう言う意味で言えば、質問者の言うスランプは「見せない」のがプロの声優だとご理解ください。
プロの声優は不振・不調を見せない
- 気分が乗らない
- 体調が優れない
- モチベーションが低い
声優でなくとも、普段の生活でこの様な状況に陥ることは、誰もが経験していることでしょう。
それを理由に、表現が疎かになる・・・。
そんなことは、プロの声優である以上許されないわけです。
ミスはあるにせよ、不振・不調を悟られるようでは、その後の仕事に大きく影響が出てしまいます。
それを知っているから、プロの声優であり続けているのだと思いますけどね。
声優が恐れるスランプとは?
さて、スランプの意味をお話すると、
長く低迷が続く様
となります。
決して、体調が悪いだの、調子が出ないだのと言った話ではありません。
プロの声優がもっとも恐れるスランプ。
それは、飽きられることです。
キャスティングの都合や、実力の是非であれば、本人も納得が出来るでしょう。
が、飽きられてしまって仕事が立ち行かなくなるのは、恐怖でしかないでしょうね。
これが声優として生きていく上での「スランプの定義」になるのかと思います。
プロの声優は諦めが悪い
とは言えね。
いつか来るであろう「スランプ」に怯えているだけではありません。
イロイロなことに挑戦していますよ。
そして、情報収集にも余念がありません。
プロ意識のある声優は、誰もが負けず嫌いであり、ガッツがあります。
良い意味で、諦めが悪いです。
出来ない理由を他に求めません。
だから、プロの声優なのです!
そんな先輩声優の心意気は、真似して欲しいかな。
だって、あなたはプロの声優になる人ですものね!