先生から恋愛をしなさいと言われました・・・。
あなたが目指す先がアイドル声優でなければ、私も同感です。
まぁ、アイドル声優だから恋愛しちゃダメという事もありませんが・・・ね。
ちょっと脱線しましたが、
なんで恋愛した方が良いのか?
答えは非常に単純です。
声優に必要なことは発声練習だけではない!
あなたが声優として表現するものは人間、もしくは擬人化された何かになるでしょう。
それが、アニメであれ、外国映画であれ、恋愛物語を含むケースなどいくらでもあります。
その際、恋愛経験がある人とない人、どちらのが説得力があるか・・・。
ただ、それだけです。
大好きな人には敵わない
ポケモンというゲームがありますよね?
リリース直後であれば、それが面白いのかどうかは開発者でなければわかりません。
その後、そのゲームを実施し大好きになった人がいるとします。
ポケモンの魅力を話してほしいと言われたとき、
- ポケモンを全く知らない声優
- ポケモンが大好きな素人
どちらの方が、説得力があるでしょうか?
台本を語るという意味では、声優のが上手なのは当たり前の話です。
ですが、ゲームの魅力を熱量を持って届けられるのは、間違いなくポケモンが大好きな素人の方です。
ポケモンにあまり興味がない人でも「そんなに熱く、夢中に語られるのであれば面白いのかなぁ」と思っても不思議はありません。
声優に必要なことは体験すること
人間を演じるにあたり、
- その時、何を思ったのか?
- その時、何を感じたのか?
これらを意識できますか?
体験していれば、その時感じたことを思い浮かべられますよね。
結果、説得力のある表現を実施しているはずです。
但し、フィクションの世界を経験することは不可能なのも事実です。
疑似体験で表現できるか
ファンタジーの世界に行ったことがあるという人は、まずいらっしゃらないでしょう。
ですが、ファンタジーの世界で巻き起こる人間模様(擬人化も含む)は、あなたが経験した何かに置き換えられませんか?
あなたが経験したことでなくとも、友人から聞いた話や、書籍から想像して疑似体験した思いを声に乗せる事はできませんかね?
声優の仕事は、声がキレイだからという話ではなく、その役になりきることができるかも大事なことです。
であれば、自分が体験したことが一番説得力のある科白に繋がることも、なんとなくは理解できると思います。
もし、ポケモンの魅力を説明するナレーションなんてお仕事が来た場合、ポケモンを遊んだことのあるプロの声優が一番オファーされやすい、かも知れません。
ということで、恋愛も含めてですが、あなたが声優になりたいのでしたら、いろいろな経験を積むことも重要なんですね。
結果、失恋など苦しい経験をしても、それが表現の糧になることは間違いありません。
声優になるあなたには魅力ある人間になれる様、素晴らしい体験を繰り返していただきたいです。