どうしたら声優になれますか?
漠然とした質問ではありますが、この手の声を聞く機会は多い立場です。
で、その答えになればと拙ブログを立ち上げ、いくつか諸先輩方の事例もご提示させていただいております。
【参考記事はこちら】
目立った者勝ち!?声優になれる人・なれた人の特徴とは?
さて、声優を目指すと口にするまで、表現の勉強など一切していなかった人がいます。
本人曰く、いたって平凡で、凡人でしかない人間と仰られていましたが、声優学校から直接プロダクション所属声優になれた経緯の持ち主です。
彼の行動論が誰にもできること、とは申せませんが、ある意味「声優になるための王道」となるお話は、ご興味ありますか!?
声優になるべくしてなれた者の声
他人は他人、自分は自分。
ただでさえ競争率が激化している声優業界ですから、声優学校で授業を受けただけで成功できるなど、甘い考えでしかないことを最初から理解していたようです。
僕は、凡人だったし、負けず嫌いという程でもありませんでした。だって、勝てる要素など何も持ちあわせていませんでしたからね。
そんな彼が、プロの声優になれた理由は、彼の一言に集約されています。
だから、手を抜かないことにしました。
このお話しをお伺いした際、彼から発せられる自信は半端なかったです (⦿_⦿)
考え方から違っていた
量より質とは言いますけどね・・・。
そもそも芸能の世界で「質」は永遠に求めるものと捉えていたとは、彼の言葉です。
まったくもって仰るとおりと頷いた後、
質に大差がでないのであれば、圧倒的な量で勝負するしかないじゃないですか。
と言われ、なるほどなぁと感嘆したのを覚えています。
あくまで個人的な見解ですが、練習に質の良し悪しは存在すると思っています。
が、彼の様に、それが良いか悪いかも良く分かっていない声優志望の人も多いのが普通でしょう。
だからこそ、練習量に勝機を見い出した彼に「否」と述べることなど出来るはずもありませんでした。
事実、結果を出していますからね。
それが間違いだなんて、指摘できるはずもありませんよ。
ストイックすら楽しめる個性
暇さえあれば、できる練習をしていましたね。
それがアルバイトの時間であれ、移動中でもとのこと。
それで気になったのが、友達関係とか、辛くならなかったのかを伺ったのですが、
別に友達を作るために声優学校に行ったわけじゃないですからね。気付けば高校の友達も減りましたし、趣味もなくなりました。
寝る時間を惜しんで練習していた日もあり、娯楽要素は勉強のためという意味での「観劇」だけだったとのこと。
あぁ、そういう意味で言えば、練習が趣味になっていたかもしれません。
・・・いやはや、大したものだと感心するしかありませんでしたよ。
口だけではない行動の成果
努力するって口にすることは誰でもしていますけど、実際は・・・ね。後から考えれば、そこが勝機だったと思いますよ。
結果を出した彼だから言える台詞でしょう。
ダラダラしたって意味がないし、プロになれていなかったら、潔く諦めていたと思いますよ。だからこそ、後悔しないように頑張れました。
ストイックにしか見えない行動でも、楽しんでいられたようですから流石としか言い様がありません。
でも、練習量だけなら1番になれていたと思いますよ (^-^)
・・・思うところは随所にありましたが、圧倒されるほどに凄い子はいるものだなぁと感じた次第です。
【参考記事はこちら】
プロの声優になるコツ!?意識を高く持ち続けるためには!
声優になる覚悟はありますか?
あなたにとって、ストイックな先輩の事例が参考になれたかはわかりません。
が、限られた時間の中で徹底的に自分を追い込むという方法論もあるという好例でしょうね。
いろいろな誘惑が、あなたの周りにあるかもしれません。
そんな時、この先輩の言葉を思い出してみてください。
他人は他人、自分は自分。
遊ぶなとは言いません。遊びも人生勉強なのは事実です。
が、遊んで後悔する様なことも無い様、自己管理は意識すべきかもしれませんねぇ。
【参考記事はこちら】
どうすれば!?練習を続けても上手くならないと嘆く声優志望者へ