声優になることを諦めるべきタイミングは、いつだとお考えですか?
声優学校に通っている人からのご質問です。
正直にお話しますと、この質問を投げかけてくる人それぞれに回答を変えたい質問になります。
声優になる覚悟のある者と、そうでない者
言いたいことが異なる理由は、ご想像に容易いのではないでしょうか。
とは言え、何も回答しないでは意味がありませんので、苦言といいますか、当たり前だと思われる内容をお伝えしていきましょう。
尚、「声優になることに挑戦する前から諦める方法」をお探しの方はこちらをご覧ください。
【参考記事はこちら】
声優になる夢を諦めさせて!?諦めさせるも何も・・・ねぇ。
声優になることを諦めるべき時とは
オーディションで不合格になる
これが、声優になることを諦めた人の上位の理由になります。
オーディションを1つの節目として考え、その結果で声優になる道を断念したのであれば、尊重すべき判断なのだと思います。
もっとも、これは私の見解とは異なっておりましてね。
私が考える「声優になることを諦めるべきとき」とは、もっと辛辣なのかもしれません。
やるべき課題を見失ったとき
何をして良いのかよくわからなくなりました・・・。
たまに、この様な声を頂戴するときがあります。
その後、わからない状態のままに足踏みを続ける人に私から言うべき話はございません。
また、指導者である先生に教えを乞いに行ったとしましょう。
その後、聞いただけで終わらせる人って意外と多い話なのです。
これらの人達が夢を叶えられるわけもなく、当然声優になる覚悟があるとも思いません。
おそらく、声優ファンでいた方がご本人のためなのだと感じるわけですよ。
【参考記事はこちら】
教えを請うとは?あなたにその情熱が備わっているか否かだけですよ!
お金の無駄だと感じたとき
勉強に掛かるお金が、もったいない・・・。
こんな思いを抱いた瞬間、この道を諦めるべきだと感じます。
正直に言いますね。
それは、プロの声優になってからも発生する費用なのですよ。
なんなら、無駄になるかもしれない出費だってあるくらいです。
勉強する場所を探すのにも、お金が掛かります。
なんだ、結局お金かよっ!!
それが全てではありませんが、そう取られても致し方ないケースを垣間見ております。
だからね。
借金してまでもなるべき道とは、努々申し上げられません。
【関連記事はこちら】
学生ローンの是非!?声優学校に通うために借金をすべきか?
お金のストレスってさ。あなたが想像する以上に表現への影響を与えてしまうの。
だからこそ、諦めるべきときなのだと思うのですよ。
自己投資と費用対効果。
本当なら、真剣に考えなくてはならない内容なのだから・・・。
心が折れたとき
あまり多くを言う必要はないでしょう。
声優になる覚悟があったにせよ、心が折れてしまう事柄があったのなら、それを潮時と捉えるべきケースもあります。
それが迷いや不安であれば、払拭することもできるでしょう。
が、すべてが嫌になってしまった場合は、その限りにありません。
その人に合った天職が、他にあるということです。
それに気がつけたことも、幸せなことなのだと感じますけどね。
声優の道を諦めることも勇気がいる
声優になることを諦める理由は、人それぞれです。
そして、それを選ぶこともまた、大変なエネルギーを必要とするでしょう。
もしあなたが新たな道を選ぶのであれば、声優になることを目指し挫折した経験を活かしていただきたいです。
あなたが経験し、勉強してきたすべてが、何かしらの役になる。
それは、ウソ偽りの無い事実なのだと思いますから。
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