本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

声優初心者の登竜門!?声優になるには劇団に入るべき?

声優になるには、劇団に入った方が良い?

声優になるには、劇団に入った方が良いのですか?


あなたがそれを望むなら。


非常にシンプルな回答ですが、これが全てです。


おそらく、先輩であったり講師であろう方から演技向上には必要なこととして薦められたのだと思います。


そして、この薦めは正解の1つだとも思います。


が、劇団に入らなければ声優になれないのかと問われれば、そんなこともないとお答えしますけどね。

 

劇団に加入する意味

志の同じ仲間がいる


劇団に加入する意味は、他にも様々にあると思いますが、これが大きいのではないでしょうか。


練習にしても、個人活動にはならず、流され難い環境を作り出せます。


また、役者の向上心が、個々ではなく相乗効果として切磋琢磨できるのも、劇団の強みでしょうね。


もっとも分かりやすく言えば、セリフの掛け合いなど個人では実践し難いことも、劇団員と一緒に訓練することが可能と言われれば、ご納得いただけるのではないでしょうか。

 

劇団に加入すれば声優になれる?

やっぱり、劇団に入った方が良いのですね?


あなたの目的が、


劇団員になること


ならばね。
極論をお話させていただくと、

  • 声優学校
  • 養成所
  • 劇団
  • 独学

どれを選択したって、声優になることは出来きます。


そして、どれを選択したところで声優になれない方もいます


厳しい言い方ですが、場所があなたを声優にしてくれるわけではないのです

 

表現者としての基本は同じ!?

表現者の基本とは、同じ考え方でよろしいのでしょうか?


以前、私自身が興味のある質問を指導者の先生にしたことがあります。


この質問に対する回答は「同じと考えて構わない」とのこと。


それを納得した上で、私がした次なる質問が、

 

俳優も声優もやっていることは同じですか?


それは違う!


実は、複数人の先生に同じ質問を試みたのですが、大抵はこのような回答でした。


言葉は違えど、種別の違いを口にする先生が多かったですね。

 

劇団を経験した方が良いという教え

では、なぜ先生方は劇団を進めるのでしょうか?


答えは単純ですね。
人とお芝居の経験を共有することができるから。


他にも、イロイロと得ることは多いでしょう。


だからこそ、劇団をオススメする方々が多いわけです。


が、こんな意見があることも事実なのですよ。


マイク前に立つと、勝手が変わり芝居ができなくなる者もいる。


細かいことを言い出せばキリがなくなります。


ただ、良かれと思って始めたことが障害になってしまったケースもある様です。

【参考記事はこちら】
マイク前では学べない!?人の心に響く演技を勉強できる場所?

 

声優になるために

あなたが声優になるために心がけて欲しいこと。


それは、あなたがなりたい声優を目指すことです


歌える声優を目指したいのならば、ヴォーカルレッスンを受けることが楽しみになるでしょうね。


舞台で活躍できる声優を目指すのであれば、それこそ劇団に加入するのが夢の1歩じゃないでしょうか。

 


声優になるために「やらなければいけないこと」など、人によって異なります。

 


少なくとも、疑問を覚えたまま薦めを甘受するのは得策とは思えません


勿論、これは私の見解でしかあり得ませんが、経験則としてご理解いただけたら幸いです。

 

指導者を見つけること

あなたに合った指導者を見つけること


個人的には1番重要なことだと思います。


その上で、自主訓練も重要とお伝えしておきます


結局は、あなたのがんばり次第です。


少なくとも、場所が解決してくれることではないとご理解ください。


冷静になれば、お分かり戴けますよね?

【参考記事はこちら】
プロの声優を目指すには、演技の経験があった方が良いのか?

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