地声の低い私が、声優を目指しても良いのですか?
声が低いことにコンプレックスを抱いている女の子からの相談です。
地声の良し悪しは、声優になる絶対条件とはならないことは、このブログでもお話している通りです。
【参考記事はこちら】
プロの声優になるには、地声に特徴があった方が良い!?
とは言え、声が低いことにコンプレックスを感じている女性が多いのも事実でしょう。
ですので、同じ境遇にいながらプロの声優として活躍している先輩の話を参考にしてみませんか。
地声の低さは武器になる
お仕事上、アイドル的な活動もしている子に話を聞くべく当人を呼び止めたところ、
んぁ!?(ドスの利いた声)
と返答され、爆笑してしまいました。
いやね。
容姿だけ見れば、誰が見てもアイドルって感じの子なんですよ。
勿論、当人も意識していることでしょう。
たとえ、中身がまるでアイドルらしくなく、男らしい気質であったとしても・・・(苦笑)
なので、気を抜くと地声である低音を披露してくれるわけです。
でもまぁ、そこも含めて魅力的に感じるのですから、プロだなぁとは思いますけどね。
声質は努力で変えられる
そんな彼女も、質問者と同様に低音の地声にコンプレックスを抱いていたとのこと。
それをからかわれていた時期もあったと言っておりましたので、それが理由となりコンプレックスに繋がったのは致し方ないことだったのでしょうね。
が、彼女はボイストレーニングなどで努力をし、自然に高い声を出せるようにしたわけです。
この話でご理解いただきたいのは、地声が良いから声優になれるのではなく、声質の強化を図ったから声優になれたという結果です。
ですのでね。
声優の魅力的な声質は、努力の賜物なのですよ。
その事実は、誤解して欲しくはないなぁ。
評価されたのは低音だった
努力によって自然に高い声を出せるようになった彼女ですが、高評価を受けるのは低音時なんですよね。
出演作品が、アニメやゲームならギャップという武器になります。
ナレーションであれば、理知的で安定感を感じさせる声質です。
外画吹替であれば、美女役は基本的に低音の声優が選ばれることの方が多いです。
女性の低音って需要が高いってことは、知っておいて欲しいかな。
声優は声質がすべてではない
意外に思うかもしれませんが、地声にコンプレックスを持っていた声優は多いです。
【参考記事はこちら】
自分の声が嫌いです!?それが理由で声優を諦められるのかぁ・・・。
まぁ、ルックスと同様、無いものねだりをするのは人間の性なのかもしれませんね。
ただ、そんな彼らもプロの声優になれましたよ。
そう、声優になることに地声の良し悪しって、絶対的な条件にはならないのです。
表現することが好き
この気持ちがあるのか無いのか。
重要なのは、こちらの方にあることだけは理解していただきたいかな。
【こちらの記事もご覧くださいね】
声優の条件!?なれる人となれない人の決定的な違いとは?