あがり症なのですが、声優になれますか?
人前に立つと緊張してしまい、声が上手く出せなくなるとのお悩みを頂戴しました。
さて、声を出すということに主眼をおけば「ボイストレーニング」を頑張りましょう、と言いたいわけです。
日々の状況や環境に左右されない「声音」は、訓練によって培っていくものだと感じますのでね。
ただ、あがり症だから声優になれないかと問われれば、そんなことも無い様です。
えぇ、相変わらず近くにいた声優たちに話を聞いた限りでは、ですけどね♪
声優は緊張しないの?
以前、声優は現場で緊張しないというお話をしました。
【参考記事はこちら】
声の現場で緊張しますか!?プロの声優たちに聞いてみた!
ここでは「慣れ」こそ重要であるという話をしております。
だからこそ声優学校に通っている声優初心者の方は、声優の勉強をする上でマイク前の練習や表現の練習を続けることで、緊張緩和訓練を意識せずとも実施していることになります。
ただ、これはあくまでもブース(現場)での話しなのですよ。
人前に立つと緊張するというお悩みを別の言い方で例えてみると、
声優は、舞台出演等でも緊張しないのか?
としてみたら、どう言う反応になると思いますか。
声優だって緊張するみたいですよ
- 初日は緊張する
- 袖にいる時が緊張する
- 何が起こるかわからないから緊張する
正直意外だったのは、現場で緊張しないと言っていた方々でも、舞台公演では緊張するという言葉を貰ったことです。
まぁ、舞台は収録現場と違いますからね。
NGを出したらやり直しというわけにはいかないからこその緊張であり、不安は誰しもが持ち合わせているということなのでしょう。
緊張はしても、また立ちたいみたいですよ
毎回袖で、逃げ出したくなる自分と戦っている
実際、先輩声優でもこんな感じみたいです。
面白かったのは、毎回毎回幕が上がる前は「もう二度と舞台なんて立たない!!」と後悔しているという話をしていただいたことです。
手や膝が震えることなど、しょっちゅうなのですって。
じゃあ、なんで舞台に立ち続けるのですか?
と聞いたところ「終わったら、幕前の恐怖感以上の達成感を味わえるから」とのことでした。
その高揚感は舞台に立った人間でないとわからないと言われましたので、まぁそういうことなんだと思います(苦笑)
幕が開けば緊張しないみたいです
あと緊張すると答えた先輩に多かった声が、
本番が始まれば緊張はしない
とのこと。
表現の世界に没入していることより、緊張している自分は消失するという感じなのだとか。
あと、やっぱり役者さんだなぁと思ったのは、
ライトを浴びているのが気持ちよい
と言ってくれた先輩がいます。
舞台で緊張できなかった!?
他にもなるほどなぁと笑わしてもらったのが、
スポットライトが強すぎて客席が見えないから緊張しようがない!
こんな先輩もいました。
まぁ「気楽にやりなよ」という先輩のアドバイスだと思ってくださいね(苦笑)
人前で緊張しても声優してますよ!
ということで、人前で緊張していても声優している人がいっぱいいらっしゃいます。
その事実を知れば、あがり症だとしても声優になれないなんてことないとご理解いただけませんかね。
そして、いずれは「あがり症だった」という日が来るのだと思いますけよ♪