将来が不安で、資格の勉強も平行したいという考えは甘いですか?
この手の話こそ、人の数だけ回答が異なるものなのかもしれませんが、私は立派な考えだと思いますよ。
自身の人生設計を中・長期的にすることで、目標に対する課題の洗い出しが明確化するわけですしね。
声優という道の進み方は、それこそ人それぞれです。
ある意味、参考になる先輩達の例をご紹介させていただきますね。
袂を分かった声優たちの道程
まず、誤解なきように言わせていただきたいのは、声優という活動だけで生活をしている人は、間違いなく実在します。
その後、経営だったり副業だったりをされる方もいらっしゃいますが、はじまりは表現者だった人達です。
並々ならぬ覚悟と努力の賜物なのでしょう。
それとは別に道半ばで様々事情より、この道から離れる人達もいます。
その中には、それなりに声の仕事をしていらっしゃいましたが、覚悟の上での決断だったのだと思います。
安定も求めた先輩声優の声
守るべき者ができたから
家族を養うために安定を求めた結果とする声があります。
私は、立派な選択をされたなぁと考える方の人間です。
利己的・楽観的に物事を捉えるよりは、ずっと堅実的な行動だと思いますし。
資格取得が安定の武器になるかは、わかりません。
が、無計画でいるよりは、余程賢明な判断だと考える次第です。
声優としての勉強は役に立つ!?
その後、安定を求めた先輩は悲惨な末路を辿ることになりました・・・なぁんて事はなく!!
意外と凄いことになっている人は多いのですよねぇ♪
もしかしたら私の周りだけの話かもしれませんが、イベント会社だったり製作会社で元気に活動されている人が多いです。
まぁ、元がプレイヤーでしたから、知らない人達に比べれば動きは良いと言うことなのかもしれません。
それだけでなく、誰もが知っている大企業の役職になっている方も何人か知っています。
勿論、本人の努力によるものなのでしょうが、地力があったというのも事実なんだと思うのですよねぇ。
表現できるって、やっぱ武器だよ
プレゼンなんて楽勝だからなぁ。
ちょっとした内輪の会に参加したときに聞いたセリフです。
人前で話すという行為が苦手という一般サラリーマンからすれば、ズルイ存在なんじゃないでしょうか。
ましてや、顧客対応などもスマートに実施できますからねぇ。
それが「電話応対」だろうが「面前応対」だろうが、彼らのコミュニケーション能力を考えれば、やっぱりズルイ存在だろうなぁと思った次第です。
極めつけは、
ちょっとしたことでは動揺しない
ってことなのかもしれません。
私も営業経験があるので失敗談などいくらでも語ることができますが、お客様に不安な気持ちを伝播させないって重要なのですよ。
心では動揺していても、お客様の前では毅然と振舞えるって凄いことなのですよ!?
覚悟をもって決断した結果だからこそ
勿論、中途半端に声優していた人ができることではないでしょう。
やはり、真摯に努力を積み重ねたからこそ、どの道に行ったとしてもその経験を生かせた好例なのだと思います。
ですのでね。
声優になるための勉強が、将来に何の役にも立たないって考えるのは「もったいない」と思っていてほしいなぁ。
安定と声優を両立している先輩も!?
でも、声優の道も諦めたくない!!
こんなワガママな先輩もいましてね(苦笑)
自営ではなく、サラリーマンしながら声優の仕事を請けている人もいらっしゃいます。
まぁ、声優としての仕事を多く受注することはできませんが、指名の仕事などは有給を取って対応している感じです。
さすがにレギュラーなどは難しいのでしょうが、それは本人も納得していることですしね。
ですので、どちらかしか選択できないって話でもないのですよ。
ウソみたいに聞こえるかもしれませんが、ウチの事務所にもそういうスタンスの声優はおりますからねぇ。
声優の生き方も十人十色であるということは、お分かりいただけましたか?