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本気でプロの声優になりたい初心者が知っておくべき真実

プロの声優になりたいと思っても、何からはじめて良いかわからない。有象無象の情報に初心者が振り回されるのは見ていて気の毒です。だから、声優事務所の事務員が「声優になる方法」を教えます。

声優はモノマネ芸!?声音を真似ることと、技術を盗むことの違い

声優はモノマネ芸人ではない!

声優になるには、モノマネの勉強をしなきゃいけないのですか!?


質問者は、声優学校の先生から「声優の演技を真似しろ」と言われたとのこと。

 

モノマネ芸人になりたくて声優を目指したわけじゃない!!


と悲しげな声を頂戴しましました。


でね。
この手のジレンマに苦しめられている人って、結構いらっしゃるわけですが、大抵は「誤解」されているケースが多いってご存知でしょうか?

 

習い事の意味って何だろう?

声優になるために、声優学校に行き勉強をする。


それは、声優になるための技術などを先生に習うためですよね。


それは、先生の所作や考え、つまり経験を真似ることで習得していることではないでしょうか?


そもそも習い事とは、それがどんな世界であれ、上位者を真似ることで基本を習得していくものという考え方です。


ですので、

 

 

演技を真似ることは悪いことではありません!

 

 

・・・と言った所で納得できない人もいらっしゃるわけですよ


その理由を明確化しなければ、この問題は解決しないでしょうね。

 

声優はモノマネ芸(声音芸)ではない

まず大前提をお話させていただければ、声優はモノマネ芸(声音芸)を主とする演者ではありません。

 


役者であり、表現者です。
自分の声音で表現を届ける者です。

 


ですので、プロの声優の表現を真似る行為は

 


パクリじゃないか!?

 


禁忌する人がいらっしゃるわけですよ。


ただね。
スポーツの世界や職人さんの世界と同様に、芸事を習うということは、先輩の技術を真似る(良い意味で盗む)ことでもあるわけです。


ただ、問題になるのが、

 


何を真似るのか?

 


ということなのですね。


これを「声音」を真似るとすると、モノマネになるのでしょう。


ただ、声優として本当に真似て欲しいのは、別にあるってご理解していますでしょうか?

 

声優の表現を真似て得るものとは

声優の表現を真似て得るもの。


それは「技術」です。

 

  • なぜ、その芝居になるのか?
  • どんな感情でやれば、そういう表現になるのか?
  • なぜ、そこで息が混ざるのか?
  • なぜ、間を空けたのか?
  • etc...


自分との違いがいくらでも出てくると思います。


どんな手法、つまり技術を使っているのか?


良い方法は、是非取り入れて頂きたいです。


で、最も重要になるのは、あなたに真似していただきたいものは「技術」ですから、先輩と同じ声質ではありません。

 


声音芸にはなりえないことをご理解いただけますか?

 


また、先輩の表現を簡単に真似することができるなんて思わないでください


それは驕りでしかあり得ませんし、先輩に対しても失礼な態度になってしまいますよ。

 

習いたいのは表現だけではない

他にも、所作を勉強させていただくことってありますよ。

 

  • モニターと台本の目線は?
  • マイクと顔の位置は?
  • 台本のチェック方法は?
  • 尺のチェックは?
  • etc...


声優の現場では、先生の様に手取り足取り教えてくれることはありません。


先輩方の行動を自分の目で見て勉強するしかないのです


自分で必要なことを真似なければ、習得出来ないことなど、いくらでもあると思いますよ。

 

表現を真似する理由

自分の表現を貫くことって、素晴らしいことだと思います。


ですが、自己流の表現しか出来ない声優は、感性の乏しい人と評価されるリスクに繋がります。


声優は、それこそ様々な役に挑戦するわけです。


当然、あなたの経験したことの無い世界すら表現しないといけない時もあるでしょう。

 


声音ではなく、表現という技術を真似ることで、新たな引き出しを増やすという考え方もあるってご理解いただけますでしょうか?

 

もし、声優の声マネをしたら・・・

あくまで仮定の話としてお聞きください。 

もし、人気声優のモノマネ(声音芸)をしたら声優として生き残ることはできるでしょうか?


1時的には、需要があるかもしれませんね。


ただまぁ・・・ね。
言いたいことは、なんとなく察してくださいませ


ということで、結論となりますが、

 


表現の技術を真似ること(盗むこと)は修練の一環

 


とご理解いただけると、うれしいなぁ。

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