自分の声にコンプレックスがあり、声優になることを諦めました・・・。
・・・もったいないなぁ。
声優になりたいけど、様々な理由により諦めたとする話を聞くことはあります。
ただまぁ、自分の声が嫌いだから諦めたという話を聞くたびに、悲しい気持ちになるわけですよ。
自分の声が嫌いとする人に、問いかけたいことがあります。
世間は、それほどまでにあなたの声を嫌悪していると思いますか?
なぜ声優は良い声質なのか?
世の中には様々な楽器ってありますよね。
- 鍵盤楽器
- 打楽器
- 弦楽器:擦弦楽器/發弦楽器
- 管楽器:木管楽器/金管楽器
種類の差はあれど、プロのアーティスト(プレイヤー)が奏でる音色は、お金を払うだけの価値がある何かを届けてくれるわけです。
そんな才能のある彼らですが、いきなりプロのレベルになれたって思いますか?
音がするだけだったり、そもそも音にすらならなかったり。
努力によって、魅せる音色を培ってきたはずですよね。
少なくとも素人がいきなり人を惹きつける音色を奏でるのは、難しいと思いませんか?
良い声だから声優しているわけじゃない!
プロの声優が、最初から現在の声音であったわけではありません。
プロになるために訓練して得た成果とご理解ください。
そして、プロとして活躍し続けるために努力している結果だとも理解してください。
間違っても、
良い声だなぁ
と言われるために声優をしているわけではありません。
自分の理想とする表現を実現するために、声質の強化を図っているわけです。
そこだけは、誤解してほしくはないなぁ。
自分の声が嫌いだったプロ声優
- 鼻声がコンプレックス(男子)→イケメンボイス
- しゃがれ声がコンプレックス(男子)→ハスキーボイス
- 低音がコンプレックス(女子)→魅力のある美女声
- 高音がコンプレックス(女子)→アニメヒロイン
意外かもしれませんが、自分の声にコンプレックスを持っていた声優は多いです。
でも、上記の様に声優として活躍しています。
無いものねだりをしても意味が無い
声優は、美声コンテントをしているわけではありません。
表現者です。
繰り返しますが、良い声だから声優をしているわけじゃありません。
表現を通じて、感動を共有してほしい。
その思いで頑張っている者たちです。
ですからね。
声優になるという夢を諦めるのも選択肢の1つでしょう。
でも、それを選択する理由が「声質」というのは、悲しいなぁと思ってしまいます。
だって、
自分の声が嫌いと言っているのは、他でもない自分自身だけなのですよ。
とは言え、自分の声を努力して好きになれなんて話じゃありませんからね。
自分の声を努力して磨く
プロの声優は、いきなりプロの声優になれたわけじゃありません。
彼らと同じだけの努力をしてみましたか?
まずは、これを自問してください。