夢と現実の狭間で悩んでいます・・・。
質問者は、声優になりたい気持ちはあったが、大学進学を選択したとのこと。
ただ、進学後に声優になりたい気持ちが膨らんだのだとか。
それを友人に相談したら、大学を辞めて専門学校に行くべきだと言われたらしいのですね。
なんでも、女性は若い方が有利だからと熱弁されたのだとか。
で、親御さんにも相談したところ、卒業までに掛かる学費を声優学校に費やせば良いと言われたのだそうです。
理解のある親御さんに感謝しつつも、
声優になれなかったときを考えると、不安で・・・
との本音が、お悩みの理由でした。
もし、あなたが同様の理由で悩んでいるのであれば、聞いてください。
・・・そこまでストイックに悩まなくても良いですよ。
現役女子大生声優という個性
ダブルスクールという選択肢
質問者には、この様な回答をさせていただきました。
勿論、費用的な負担は増えてしまいます。
ですが、声優学校の費用は自分でアルバイトするなりで捻出すれば良いですよね。
大学に通いながらですので、週1~週3クラス、もしくは夜間の学校しか選択できないはずです。
その様な声優学校を選べば、学生でも十分に支払いが可能な費用になると思います。
大変かもしれませんが、声優になりたい覚悟があるのでしたら、頑張れますよね。
そして、もし本人の才能が花開けば、女子大生のうちから声優デビューの可能性もあります。
女子大生声優という肩書きは、場合により強力な個性になると思いますよ。
勉強に貪欲なのは素敵なこと
- 大学で勉強すること
- 声優学校で勉強すること
両立することは、悪いことではなく、素敵なことだと思います。
二兎を追う者は一兎をも得ず
この諺を考えると、不安になる人もいらっしゃるのでしょうね。
でも、勉強すること自体は、何匹のウサギを追いかけても良いんじゃないでしょうか。
実際、プロの声優になった人でWスクールをしていた人は、それなりの数いらっしゃいます。
先輩達みたく、一挙両得を目指してみてもよろしいんじゃないでしょうか。
とある先輩の事例
大学3年時に声優学校に通い、大学4年の春に会社の内定を得た先輩がいます。
じゃあ、声優の道を諦めたわけでもなく、大学4年の冬に学内オーディションに参加し、晴れて声優事務所に合格してしまったのですね。
で、その先輩はどんな選択をしたのか、わかりますか?
会社に入社し、声優事務所にも入所したそうです。
その先輩の言い分が、個性的でしてね。
何事も経験だ!
と思って、両立させたみたいですよ。
さらに、なるほどなぁと思ったのは、
- 会社で失敗したときは「俺には声優の道がある」
- 事務所で失敗したときは「俺には会社員の道がある」
とまあ、都合の良い解釈をしていたのだとか。
でも、本人が言うには精神的には救われたと感じるときがあったのですって。
結果、声の仕事が入りだした際に、こちらの道を選んだとのこと。
ですのでね。
不安に思うくらいなら、二つの選択肢を進んでみるというのも手だと思います。
少なくとも、挑戦することを諦めてしまった自分に、いつか後悔するくらいなら、大変だとしても「夢も現実も」と欲張ってしまった方が、納得できる自分に出会えるんじゃないかなぁ・・・。